岡山大学地球物質科学研究センターでは,下記により三朝国際インターンプログラム2007参加者を募集しています。
地球物質科学研究センターは平成17年4月固体地球研究センターを改組転換して発足しました。当センターは文部科学省21世紀COEプログラム「固体地球科学の国際研究拠点形成」(プログラムリーダー:中村栄三教授 平成15〜19年度)に採択され、高度な実験・分析技術を基盤として地球惑星分析化学・年代学、超高圧実験科学・鉱物物理学・マグマ学等の基礎研究分野において最先端研究を展開するとともに、地球・惑星物質科学研究を推進する国際研究拠点の形成を目指しています。詳しくは下記のホームページをご参照ください。
三朝国際インターンプログラムは21世紀COEプログラムの一環として、国際研究・教育の推進を目的に、国内外からの学部3・4年生並びに修士課程学生(国籍は問わない)を対象として2005年より継続的に開催されています。2007年においても7月2日(月)〜8月10日(金)の6週間にわたり実施いたします。参加者はそれぞれ教員並びにその研究グループによる指導のもと、当研究センターが推進している1)地球惑星化学・年代学(ICP-MASS、TIMS、SIMS、XFS等を用いた地球惑星物質の元素・同位体測定等)、2)高圧実験科学・鉱物物理学(マルチアンビル装置を用いた高圧実験、相平衡、電気伝導度、弾性、塑性的性質測定等)3)高圧結晶化学・マグマ学(DAC、マルチアンビル装置、ガス圧装置等を用いた高圧実験、NMR、Raman、IR分光法測定、MD計算、第一原理計算等)に関する最先端研究プロジェクトに実際に参加していただきます。プログラム終了時には、英語による研究成果発表の実施を予定しています。このプログラムを通して、高度な実験・分析技術に触れるのみでなく、研究者としての経験や最先端研究への情熱が育まれることを期待しています。
10名程度
旅費及び滞在費は全額負担します。なお滞在に際し大学付属の宿泊施設を利用していただきます。
地球科学または関連分野(物理、化学、材料科学等)専攻の学部3・4年生または修士学生(国籍は問わない)。英語によるコミュニケーション能力があること。
平成19年3月15日(木)必着
4月上旬
岡山大学地球物質科学研究センター 薛 献宇 助教授(インターンプログラムコーディネーター;電子メール:xianyu@misasa.okayama-u.ac.jp)、または他の教員(教員リストのページはこちら)
〒682-0193 鳥取県東伯郡三朝町山田827 岡山大学地球物質科学研究センター 中野 芳子宛;電子メール:coe@misasa.okayama-u.ac.jp