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人間は、長所と短所の両方を持っていて、それらは人によって大きく異なっています。
私たちは、大学院生を教育するにあたって、その個性を見て、長所を伸ばす様に心がけています。
それにより、最終的に最先端の研究を遂行して貰っています。
具体的には、以下のようなプロセスで大学院生の教育を行っています。 




  1 ラボミーティング
  毎週金曜日の午前中に、ラボミーティングを行っています。
  ラボミーティングでは研究グループ運営上必要な連絡や相談も行いますが、主な目的は大学院生の
  研究活動の活性化にあります。
  大学院生は毎週の実験や学習の内容をA4用紙1-2枚に纏め、教員も含めて全員に説明します。
  大学院生の“纏める能力”を日常的に鍛錬することと、研究遂行上の問題点があれば早期に是正することを
  目的としています。

  2 HACTOセミナー
  実験惑星グループ主催のセミナーと隔週でHACTOセミナーを行っています。
  このセミナーは、上記のラボミーティングよりフォーマルなもので
  ある程度まとまった研究成果やレビューを行っています。
  全員、年に1-2回このセミナーで発表することを期待されています。
  このセミナーは、教員・研究員・大学院生全て同じ土俵で発表を行っています。
  各々は一研究者であり、自然に対峙する限りポジションの違いはありません。

   NSセミナー
  Nature, Science等に発表された最新の重要な成果を速報で発表しあうセミナーです。
  (重要であればNature, Science以外のジャーナルからでも良い)。
  論文の内容を理解し発表するだけではなく
  どのような論文を選んだかというセンスも問われるセミナーです。
  このセミナーの第一の目的は視野を広げることですが
  研究者が自分の研究テーマの実験に埋没してしまうことを防止する狙いもあります。

  4  勉強会(輪読会・雑誌会・講義など
  私たちの研究室に来られる大学院生のバックグラウンドは様々です。個々の大学院生の基礎知識を吟味し
  研究に必要だけれども十分ではない知識を補うためマンツーマンに近い形で勉強会を行っています。
  例えば、地球科学出身の大学院生には物理学や化学の素養が十分でない人もいます。
  そのような大学院生には、基礎的な教科書を選んでセミナー形式で学習してもらっています。
  逆に、地球科学以外の分野からの大学院生には、地球科学に対する理解を深めるような勉強会や
  講義を行っています。

   [1]〜[4]はある程度フォーマルなものですが、私的なディスカッションも頻繁に行っています。
   例えば、部門共通のお茶部屋ではホワイトボードを使った議論が日常的に行われています。