神崎のpukiwikiページへようこそ
- wikiなのですが、ブログ的に利用してます。書き込み不可。
右上の投げ入れ堂(三仏寺)、ひまわり畑のイラストは「いらすとや」さんから。 - 神崎正美(mail, Twitter)
- 所属:岡山大学 惑星物質研究所(鳥取県三朝町にあります)
- 物質科学基礎研究部門 先進惑星物質解析分野
居室は第3研究棟(旧医療センター)の3階です。
近況(最近1週間)
- 7/2:今日も暑そう。
- 7/1:今日も晴れ。vesta2pw.pyをupdateして公開。
- 6/30:今日も晴れで気温は高いそう。プログラムのデバッグ。
- 6/29:今日も晴れで気温は昨日より高い。今日は使っているプログラムの改良をした。
- 6/28:今日は晴れ。今朝も地震が起きてた。☞最初の方が宮城県沖で、京都での地震が続く。京都の方はP波、S波がよく分かる。
- 6/27:朝は晴れ、午後は雨。熊本と鹿児島の地震が24時間プロットで見えていた。
- 6/26:今日はほぼ晴れ。ルビー蛍光の光学系を移動。
共同利用・共同研究について
2022年度前期の共同利用は受け付けは終了しました。後期にも募集予定です。また、急ぐ時には随時で受け付けることも可能です。依頼測定にも対応可能です。
私のところでは、顕微ラマン分光法装置(高温や高圧測定も可能、また低周波数側も測定可能)、粉末X線回折装置、微小部X線回折装置、DACを使った高圧実験、鉱物の結晶構造シミュレーションなどに関する研究を受け入れてます。対象は鉱物が主ですが、セラミックス・ガラス材料の研究も受け入れてます。DACだと室温で10数GPa程度くらいまでのラマン分光測定はいつでも可能です。もっと高い圧力や温度も必要な場合はご相談ください。急ぐ場合は直接ご連絡ください。
対外的な活動 †
- 小中高学生や地元の方を対象の講演等の活動を行なってます。また、インタラクティブな装置として、偏光顕微鏡、仮想現実砂箱などを作って展示室に置いてます。それらは、ARsandbox作成, ちょっとした自作などでも紹介してます。展示室は平日午前9時から午後5時までオープンしてます(土日も出てきているので、上記twitterでDM頂ければ対応可能です)。誰でも見学可能です。装置の貸し出しも可能です。仮想現実砂箱は貸し出し実績があります。
- 私が準備した展示室用装置類
- ARsandbox作成 拡張現実(AR)を使った砂箱。本体は全て自作。貸し出しもしてます。
- 偏光顕微鏡 自作の偏光顕微鏡と薄片観察(自動試料回転ステージあり)
- トレース台を使った偏光の展示 偏光シートを使った簡単なデモ
- 氷VI観察用顕微鏡の作製(DAC装置による高圧発生と高圧氷の展示)
- Mitaka (国立天文台が作成したソフト)を体験できるPCを設置。ゲーム用パッドも用意。
- 蛍光鉱物観察用の紫外線ボックス。これは市販品の蛍光ランプに紫外線カットするアクリルの箱を取り付けたもの。
- 放射線を見る霧箱:ペルチェ素子を使って冷却するタイプの霧箱でちょっとした自作で製作を紹介。アルファ線がよく見えます。ただ、この展示はちょっと準備が必要です(と言っても1分程度)。
- VESTAによるPCモニターへの結晶構造表示(鉱物の構造など見られます)
- 地震関係RaspberryShakeの展示(仮置き)。地震と地震計の説明。研究所の地震計のデータ自体はShakeNetで見ることができます。鳥取にある3Dがそれです。クリックすると現在のデータ、24時間ビューにすると過去24時間(さらに前のデータも)のデータが見られます。
- それ以外に岩石、鉱物、隕石(隕石は普段は展示してません)などの標本、結晶モデルなどを置いてます。また、高圧関係の説明ポスターと展示物は辻野さんが作ってくれました。
- BE-ARCHAEOというEUの考古学プロジェクトにも協力してます。紹介のところで名前と写真を入れてくれた。しかし、コロナ禍でヨーロッパの研究者が来られないので実質休止中ですが、測定は私の方で行うことで当面は続けていくことになりました。
研究成果について(論文、研究者データベース等へのリンク) †
- 論文リスト 自分でまとめた論文リスト
- Publons Publonsへのリンク。Researcher IDから変わった。
- Mendeley Mendeleyへのリンク。
- ORCiD ORCiDへのリンク
- Scopus Scopusへのリンク
- Pure Pure Elsevierへのリンク, 研究所全体、構成員のoutputも見える
- Google Scholar Google Scholarでの私の論文リスト(アブストラクトなども含まれるので指標がインフレ気味だが、雑誌以外に出した論文の引用数が分かる利点がある)
- リサーチマップ リサーチマップの私のページ
最近出た論文 †
- Kanzaki, M. (2021) Raman spectroscopic study of pressure-induced phase transitions in tridymite modifications, J. Mineral. Petrol. Sci., 116, 245-250. 論文 解説2021-1
- Kanzaki, M. (2020) CO2 distribution in CO2-rich melanophlogite from Fortunillo, Tuscany, Italy, J. Mineral. Petrol. Sci., 115, 471–478. 論文 解説2020-2
- Kanzaki, M. (2020) Crystal structure of Ca(Fe0.4Si0.6)O2.8 oxygen-deficient perovskite, J. Ceramic Soc. Japan, 128, 843–846, 2020 論文 (これは以前報告したCa(Al0.4Si0.6)O2.8)と基本同じ構造なので、解説は書いてません。ただ、6配位席で少しFe/Siのdisorderが見られたところが違ってました)
- Kanzaki, M. (2020) Phase transitions of tridymite MC: A low frequency Raman spectroscopy, J. Mineral. Petrol. Sci., 115, 296–301, 2020 論文 解説2020-1
- Kanzaki, M. (2019) High-temperature Raman spectroscopic study of CO2-containing melanophlogite, J. Mineral. Petrol. Sci., 114, 122-129, 2019. 論文 解説JMPS2019-1(鉱物科学会2020年論文賞受賞論文)
分光法 †
- ラマン分光法
- 顕微ラマン分光法 手作り顕微ラマン分光法装置の詳細
- 低周波数ラマン分光法 上記を改造して低周波数領域が測定できるようになりました
- ラマンイメージング顕微鏡の試作 試作中
- ラマンの波数校正について ラマンの横軸(周波数)の較正法について
- CrystalSleuth 鉱物のラマン(IR)スペクトル検索ソフトの紹介
- 光ピンセット 直接ラマンとは関係ないが、このラマン光学系で遊べることの1つ
- QEでの振動モード計算メモ
- 分光器校正用ファイバー光源 校正用ファイバー光源の自作
- チューナブルバンドパスフィルターの自作 ダイレクトラマンイメージング用
- ネオンランプのスペクトル ルビー蛍光の校正に使えるネオンランプ探し
- ルビー蛍光用入射光学系作成 ルビー蛍光用光学装置の自作
データ・解析・試料 †
- データ集 (高圧相粉末X線パターン,結晶構造,イオン半径,MgO, Pt EOS)
- 結晶構造関係(粉末X線回折)
- 未知結晶構造解析法解説 解説ページへリンク
- 未知結晶構造解析法 未知結晶構造解析法の解説、デモmovie
- SDPD 粉末回折法による未知結晶構造解析 (Fox, Superflip, RIETAN-FP)
- QualX2 粉末X線回折データの定性分析用ソフトの使用方法
- COD_POWについて 粉末X線回折データベースについて
- Mac用McMaille 指数付けプログラムMcMailleをMac上でコンパイル
- EXPO2014使ってみた EXPO2014を使った感想、DICVOL06, McMailleについて
- EXPO2013使用方法 EXPO2013 直接法プログラムの使用方法
- EXPOでRietveld EXPOでRietveldだけやる時の手順
- EXPOでSA EXPOでsimulated annealingを行う
- Superflip_and_RIETAN-FP RIETAN-FPのLe Bail解析結果をSuperflipで解析
- Superflip_plus_Fox Superflip(charge flipping法)の使い方 (Superflip + Fox)
- FOX_vs_Superflip_vs_EXPO2013 解析法の比較 (実空間法、charge flipping法、直接法)
- GSAS-IIの使用方法 GSAS-IIの使用方法(Rietveld, charge flipping)
- Superflip用対称性データ 入力ファイルで必要な対称性部分を書き出したもの
- 高温X線回折実験 ヒーターを作って高温微小部X線回折実験ができるようにした
- 岩石・鉱物試料
- 所蔵隕石リスト 持っている隕石のリスト(貸し出し可)
- 所蔵ゼオライトリスト 持っている沸石のリスト(貸し出し可)
- 結晶化学関係
- Vesta_data Vesta形式にした鉱物などの結晶構造データ集
- COD フリーの結晶構造データベース(Crystal Open Database)関係
- CODで遊ぶ CODの紹介、利用方法
- CODへデポジット CODへ結晶構造をデポジットする方法
- 結晶構造の検索 鉱物結晶構造をCODで検索して、Vestaで簡単に表示する方法(Python)
- 結晶構造検索COD_SQL版 上記のGUI+SQLアプリ版
- 結晶の隙間を可視化 結晶構造の隙間の可視化するプログラム
- 我々が発見した高圧相 我々の発見した高圧相、構造を解明した高圧相など
- モルタロウ祭り 「実」結晶構造モデル作りの例
- Bond valence関連
- Bond_Valence_OKeeffe bond valenceから結合距離を推定するO'Keeffeの方法(Brownの方法も追加)
- Vectorial_bond_valence法 vectorial bond valence法とそれを利用した水素位置推定法について
- Orbital_radii Orbital radiiの表
- iPadで結晶構造表示 iPad, iPhoneで結晶構造表示する方法(多面体表示可能)
- Molecules用結晶構造データ iPad, iPhoneで結晶構造表示する方法 ball&stickのみ
- Quantum-ESPRESSO(第一原理計算パッケージ)関連
- Quantum-EspressoとVestaの連携 Vestaとの連携用Pythonコード
- QEでの振動モード計算メモ フォノンDOS, Raman, IR振動数計算
- Quantum-Espressoの空間群入力
- QE6.5_to_Fedora32 Qunatum-ESPRESSO 6.5のFedora32へのインストール (gcc10.2, openmpi4.04, MKL)
実験装置類 †
- 微小部X線回折装置 共用装置の情報(共同利用可)
- 粉末X線回折装置 共用装置の情報(共同利用可)
- DAC (ダイヤモンドアンビルセル高圧装置)
- QuickPress (ピストンシリンダー高圧装置)
- MAメモ | BNコンポジットヒーター | 我々が発見した高圧相
- 水熱合成炉リストア 水熱合成装置もあります
- 実験装置の自作など 下のリスト以外にも電気炉自作など色々置いてます
- Winspecプログラム ローパー社のWinspec/32をVisual Basicから制御する
- RS232Cによる計測器の制御 REALbasic/XojoとUSB-Serial変換器を使ってMac(OSX)でも制御できる
- Macで装置制御 秋月のANDDIOモジュールとアジレントのデジタルマルチメータを制御する
- Obnizによる装置制御 ObnizでWebブラウザから装置を制御する
tips †
- 分子量をRで計算する
- 状態方程式へのfit
- AppleTVを使ったケーブルなしのプレゼン
- Swiftプログラミングノート terminalでのコンパイルのみ扱う
共同利用研究者募集中 †
その他 †
Last-modified: 2021-11-24 (水) 13:11:21