レニウムガスケットの情報(2006/08/22)

  • 入手法: Re箔としてはSigma-AldrichRhenium Alloys社H CrossGoodfellowなどが売っている.大きさは大体25mmx25mm, 50mmx50mmの2つのサイズがある.ガスケットに適当な厚さでは0.25, 0.20, 0.125mmくらいが手に入る.50mmx50mmx0.25mm1枚で6万から19万円までかなり価格のひらきがあり,Re Alloys(フルヤ) < H Cross(フルヤ) =< Sigma < Goodfellowの順になっている.なお現在レニウムの価格は急上昇しているため上記価格は大きく変わるはずです.注文する枚数により値段が下がるため共同購入しているグループもあります.Re Alloys社のが最も安いが,荒い結晶粒子がある.粒子が荒いとガスケットの変形が不均一になる傾向がある.H Cross社の場合にも結晶粒子が見えるが,Re Alloys社よりは小さいようだ.日本ではフルヤ金属からRe Alloys社とH Cross社のものが手に入る.Sigmaも地元の薬品会社経由で手に入る.またジャパンメタルサービルや高純度化学でもRe箔を扱っているとwebやカタログに書いてあるので,それらからも購入できるはずです.H Crossは直にクレジットカードで買えるようです(川本さん情報).
  • 熱水DACでの使用:レニウムのガスケットで昔バセット先生から購入した500ミクロン穴あき済みのもので熱水DACから水が高温で漏れてうまくいかないことがありました(上記レニウムの調査はその時にため).またレニウム自体が熱水に溶け出すことも観察されました,ガスケットの穴に白金でライニングすればよいとの話を聞いたので,Pt70Ir30合金でライニングを試しました.別にReと試料が反応している疑いもあったのでそのためにもライニングは必要でした.Pt_Ir合金にしたのはIrが入っていることで硬くなることを期待してです.ちょうどニラコで500ミクロン直径の線があったので,それを買いました.ガスケット穴に線を入れて軽く押して密着させて,両面を研磨して,仮押しせずに350ミクロンのドリルで穴をあけてそのまま使用してます.変形をあまり気にしなければ仮押しして穴を開ける必要は特にありません.このガスケットを使うと水の漏れは止まりました.ただこのガスケットだとアンビルとガスケットが引っ付いて取れなくなる問題が起こります.微細なダイヤをガスケットとアンビル間に入れると接着が起こりづらいという報告がありますが,その時に水がうまく封入しておけるか多少疑問です.
  • なお、Bassett先生は最近レニウム、イリジウム等のガスケット(穴あけしたもの)も販売されてます。(2011/12/28)

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Last-modified: 2018-01-15 (月) 10:56:15 (638d)