モルタロウ祭り の変更点


#author("2020-12-07T09:33:40+09:00","default:masami","masami")
*モルタロウ祭り (2015/08/04) [#v0c9c821]
CENTER:&ref(http://www.misasa.okayama-u.ac.jp/~masami/images/moltaro1.png);
-中高校生の見学および研究で「実」結晶モデルが必要だったので、モルタロウを買って、ここ2週間で沢山作った(上記写真)。なおモルタロウについてはhttp://www.talous-world.com/をご覧ください。校費でも購入できます。
-セットと個別パーツから作ったものの両方がある。氷セットで氷IhとIc, ダイヤモンド・フラーレンセットでダイヤモンドとフラーレン、ルビーセットでルビー、シリコン・水晶セットで石英とモガナイト構造を作った。モガナイトは準安定な石英の多形であるが、構造的には石英と似ているので、比較できるように同じ方位で作った。個別パーツから、オリビン、スピネル、ルチル(スティショバイトのつもり)、グラファイト構造を作った。
-作るときのコツはVestaで構造をよく眺め、基本構造部分を見つけて、その基本構造を作って、つなぎわせていく。ルチルやスピネルでは綾を共有した八面体ユニットをまず作って、それらをつないでいく。その点、石英構造の組み立てはややこしい。2重のらせんは直接つながっていないので、らせんから始めると自立せず、作りづらい。ある方向から見るとSiO4の鎖がジグザグしながら1方向に走っているので、この鎖から作った方が作りやすかった。これはモガナイトも共通の特徴だが、モガナイトの場合、この鎖に2つの向きがあるが、石英では1つだけである。
-オリビン構造などはSi-O結合部分はHSBというスリーブパーツで球をつなぐが、Mg-O結合はFB-1パーツの棒を適当な長さに切って、そこに2つのSBスリーブをはめて、それを使ってつないでいく必要がある。オリビンのように配位多面体が歪んでいる構造は組み立てが難しい。スリーブ部分が歪みを全て受け持つので、いろいろな所のスリーブが抜けたり、それを直すと別の部分が抜けて、手に負えない。接着剤で固定する必要もある。
-氷セットの場合、酸素ボールには4つ突起があるのだが、2つが太くてO-H用で、2つが細くて水素結合用で区別されている。したがって水素結合の向きに配慮しないとつなげていけないので、作り直しがあり結構大変だった。