簡易CIP装置 の変更点


#author("2020-12-07T10:41:03+09:00","default:masami","masami")
* 簡易CIP (Cold Isostatic Press)装置 (神崎 2005/05/11) [#q413246f]
- 注意:誤った使い方をすると危険なので,使用時は神崎まで連絡下さい.
- [[クリスタルシステム:http://www.crystalsys.co.jp/j/seisuiatu.html]]から購入(2005/05/11納品).一番ちいさいやつ.
- 概要:単純な1インチ直径のピストンとシリンダーからなる.焼結体を作るときにダイスなどで整形後,この装置でCIPするとさらに焼結性がよくなる.CIPは工業的にはセラミックス製品の焼結前の前処理としてよく利用されている.圧媒体には水を使う.試料はゴムなどで包む.加圧にはピストンシリンダー室(本館1F)で使っている試料取り出し用の油圧プレス(10ton)を利用する.
- 油圧プレスは圧力計の目盛りが最大500kgf/cm2で,シリンダー直径が38mmくらい(1.5インチ?)なので,500kgf/cm2フルにかけて約5.7tonくらいになる(油圧ラム自体は10ton仕様でハンドポンプは700kgf/cm2).CIPはピストン直径が1インチなので,500kgf/cm2かけて約1.1kbになる.1kbが常用だと思うので,油圧で450kgf/cm2かけることになる.シリンダーの深さは大体200mm, ピストンの長さが92.5mmくらいなので,試料の高さは100mm程度以下にする.
- 使用方法:
--シリンダー内壁にグリースをつける.水をシリンダーに入れる.
--CIPする試料(ゴムなどで包まれたもの)をシリンダーに入れる.高さは100mm以下.
--ピストン先端のOリングをチェックし,グリースを塗る.ピストン上部のOリングも同様.Oリングに傷がある場合は予備と交換.
--ピストンの上部フタを取り,ピストンをシリンダーに入れ,ピストン上部から空気抜く.高さが油圧プレスに入るまでピストンを押し込む.ピストン上部フタをつける.
--油圧プレスにセンターを合わせて入れる.ピストンは真っ直ぐになっているか.
--ゆっくりと加圧する.1kbなら450kgf/cm2で数分保持.圧力をゆっくり降ろす.
--ピストンを引き抜く.試料を取り出す.
--ピストン等から水をきれいにふいておしまい.
- 消耗品:Oリングは黒い15.5, 10.8, 2.4と白っぽく硬いピストン先端用の25.4, 20.8, 2.4mm (外径,内径,太さ).