QE-GIPAW 6.2のインストール

  • qe-gipawは結晶中の核スピンや電子スピンによる(NMR, ESRで測定される)磁気的なパラメータを第一原理計算するプログラムである。gipaw計算前に、pw.xを使ってscf計算を行なっておく必要がある。
  • ソースはhttps://github.com/dceresoli/qe-gipawからダウンロードできる。最新は6.2である。しかし、Quentaum-Espresso本体が最新版6.2.1だとコンパイル中にエラーが出た。解決できず。仕方なく、Quentaum-Espresso 6.2をインストールして、再度試すと、QE6.2ではエラーなくコンパイルできた。インストールはRyzen Threadripper PCへ。
  • まず、解凍したら、qe-gipaw-6.2をQEに移動させる(またはQEのディレクトリで解凍)。READMEにconfigureの仕方が書いてある。QE自体をコンパイルした時の情報を必要とするので、./configure --with-qe-source=..などと、QEのdirectoryを指定してやる必要がある。これでエラーが出なければqe-gipaw-6.2のディレクトリでmakeとタイプする。
  • 私の環境ではmakeの最後でエラーが出ていたが、これはgipaw.x自体は問題なくできたが、それをqe-6.2のbinにlinkするところで失敗しただけなので、qe-6.2/binへcpするか、リンクを作ってやれば解決。
  • 計算してみると、以前のqe-gipaw 5.1.1で行った同じ計算と比較して20分の1の時間で終わった。計算結果はほぼ同じ。使ったPCの性能差が3〜4倍あるが、それ以上に圧倒的に速くなっている。gipaw自体の改良というよりは、gipaw 5.1.1のコンパイル時、MKLをちゃんと使ってなかったとか、何かオプションを間違っていたのかもしれない。

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Last-modified: 2018-02-14 (水) 15:48:05 (302d)