鉱物NMRデータベース

By Xianyu Xue
First created: 2005.11.25; Last revised 2009.11.3.


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1H NMR

1H NMRデータベース(pdf)(last updated: Nov. 3, 2009)

解説:
1H NMRの化学シフトはmoderateからvery strong水素結合の範囲内では水素結合距離とよい相関を示すため、水素結合距離の分布の定量的決定に大変役立つ。また、結合しているカチオンの種類や数によっては水素結合距離と化学シフトの範囲が異なるため、含水種の識別にも利用できる。また、クラスターab initio計算が実験値をよく再現できることがわかった。



参考文献:


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29Si NMR

29Si NMRデータベース(高圧鉱物)(pdf)(準備中)

解説:
29Si NMRの化学シフトは配位数(6、5、4)、結合する陰イオンの種類(O, S, Nなど)、繋がっているカチオンの種類(Si, Al, Mg,...)と連結方式(頂点共有、稜共有、面共有)などに敏感である。そのため、29Si NMRはSiの配位数、カチオン(Si,Mg,Al)分布の秩序度、Qnの分布などの定量的解明に大変役立つ。既知のSiO4、SiO5、SiO6の化学シフト範囲はそれぞれ-60~-128 ppm,、~-150 ppm、-158〜-221 ppmである。SiO6は他の多面体と頂点共有または稜共有で連結できるが、後者の方がSiの化学シフトに大きく影響することが我々の最近の研究から分かった。ab initio計算はSiO4四面体の場合はクラスター計算でも良い結果が得られるが、より高い配位数の場合はクラスターを切り取るのが難しいため、periodic ab initio計算がおすすめ。



参考文献:


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